by 森 すみれ
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自分は何故、アートセラピーを続けているんだろうかと、ふと思う事がある。「セラピスト」という呼び方はあまり好きではない。自らがセラピストであるという事も好きではない。
以前の私は、セラピストという役割をする自分を許していなかったため、自らがセラピストと名乗る事に「わたしなんか〜〜」って感じで抵抗があった。最近は社会的な関係の中では、今の自分役割はそのように名付けて伝えるのがいちばんわかりやすいと感じるし、「私なんかが〜」という抵抗も無い。だから、最近は「アートセラピストです。」ととりあえずは名乗っている。「人を癒す仕事ですね。」と言われるが、おそらく私は自分の快感の追求のためにやっているのだ。あの、きらきらの時間の再現のために。 きらきらの時間をはじめて味わったのは、震災後のある小学校で行っていた、絵を描くボランティアの時だった。私は体調を壊してしばらくボランティアを休んでいたが、約一月半ぶりに復帰した。その日のボランティアは私一人だったが、参加する子どもたちは10人弱だったと思う。いつものようにシートをひろげて、画用紙や絵の具を準備しているところに子どもたちがやってくる。各々に好きに描くように伝え、子どもたちの要求に応じて絵の具を渡したり、画用紙をわたしたり、いつもよりは忙しく感じる時間だったからか、無心になってその場の出来事に対応している感じだった。子どもたちの笑い声が響き、うれしそうに絵を描く表情を眺めていたその瞬間、今までに味わった事の無い感覚でその場の光景が見えていた。きらきらの光がその空間を包んでいるのである。彼らが光に包まれていた。というより、もしかしたら彼らが光を放っていたのかもしれない。その中に身を置きながら、一緒にその光を私は浴びていた。そして言うに言われぬ至福感の中に身を置いていた。 その後の私は、このとき知った至福感をもう一度味わうためにアートセラピーを続けている。
by muse_house
| 2009-04-23 09:48
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