by 森 すみれ
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飛行機で13時間あまり。降り立ったカンボジアの匂いは、ちょっとインドと似ていて懐かしかったです。(もうちょっとマイルドな感じ。笑)
翌日は、スーパーマーケットで6日間の滞在生活に備えてのお買い物をして、現地へ。 朝食用の食材やらを買いそろえる皆の中、 私は現地の画材で使えるものはないかなと物色。 粘土用に塩と小麦粉、 そして、アルファベットとクマの形ができきる製氷皿を見つけて、それも購入。 これは粘土の抜き型に使おうと思ったのです。 その後、施設へと。施設はプノンペン市内から2時間ほどのところ。 とても広い敷地内にいくつかの建物にわかれて、子どもたちが暮らしてます。 うららちゃんたちは、もう今回で7度目の訪問ということだったので 子どもたちのマッサージのときの様子は少しはきいていましたが、 アートは1対多数なので、はたしてどうなるのか!! 大変だろうなと覚悟はしていたものの、初日の午後は壮絶な状況となったのでした。(@o@) 今回、持っていった画材は、 クレヨン、パステル、絵の具、色鉛筆、カラーマーカー、 画用紙(薄手)、のり、はさみ、テープ類、色紙、凧糸、ビーズ、リボン、シール、風船、などなど、 こんなことを、あんなことを、と考えてそろえた画材でしたが、 現場にすべて運び込んでしまってはいけなかった、 という状況に気づいたときはもう遅かった。 ゆっくりと一人の子どもに関わることは、とてもとてもできず、 折り紙の折り方を一人の子どもに教えていると、いっきに自分も自分もと集まってくる。 順番だから待ってね!は通じません。 そんなことをしているうちに、お絵描きしている子どもたちは好き勝手に遊びだし、 クレヨンをふんずけて走り回るし、絵の具は飛びちるし、水もこぼれる。 想定内ではありましたが、最後は日本語で、それも関西弁で 「こら〜!あかんやん!」と叫んでおりました。 初日の後片付けが終わったときには、 ぼろぼろになったクレヨンと蓋の足りなくなった絵の具、 紙飛行機にされるのを、なんとか守りきった画用紙が残されていただけ・・・。 折り紙が目一杯入っていた箱も、はさみも、のりも、凧糸も、 ブルーシートをとめるためのガムテープさえも略奪され(苦笑)残っていなかった・・・。 これにはちょっと凹みそうになりましたが、 そんなことでめげてはいられないので、 宿舎へ戻って、クレヨンのメンテを皆に手伝ってもらい、 残っているものでなんとか最終日まで提供すべく、闘志を燃やす私でした!! その日の子どもたちが残してくれた絵は、 上記のような状況だったので、誰が描いたのかがわからなくなってしまったものの方が多かったのですが、 気になる表現の絵もありました。 最初はみんながみんな 「I love you」と書き、 中にはI love NHCC(施設の名称)と描くものだから、 もっと自由に心から描きたい表現ができるといいなと思っていたのですが、 何枚か描くうちに、その子の気持ちが素直に出せるようになってきたんだろうなと・・・。 涙を流している顔やHIVの文字を描き込んだ絵もありました。(続く)
by muse_house
| 2013-11-08 14:43
| カンボジア滞在記
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